私の白い巨塔 | バツイチ女の開き直り生活

私の白い巨塔

去年の今ごろ
精神的にとっても苦しかった。

何かを求めて占いに走った。
それは電話占いのサイト

占いというよりはアドバイスの上手な鑑定士にめぐりあった。
その鑑定士の話しを聞いてるだけで
涙が溢れた。癒された。

同じ時期にドラマにはまっていた。
そう、「白い巨塔」である。

ある女優の迫真の演技をみて
涙が溢れた。声を上げて泣いた。
不覚にも嗚咽した。

製薬会社のキャリアの独身女性。
時に女を使っでも医者に取り入り
並み居る男性社員も蹴落とす勢いの営業ウーマン。
しかし、日頃の不摂生からかガンになってしまう。
医者からガンの告知をされた時の
彼女の台詞・・・
今でも深く脳裏に焼き付いている。

親もいない
友達もいない
ましてや彼氏なんか作る暇はなかった
一人で死ぬのは怖い・・・
自分の最後の時には
どうか、どうか 私の側に居てほしい・・・

担当医に懇願する彼女の姿に
自分を重ねて見ていた・・・

私も同じだった・・・。

あれから1年。
少しだけ私の環境は好転した。
今日はどんな気持ちで
このドラマを見るのだろう・・・。

あの時の女優、
今になって初めて名前を知った

木村多江

地味だけど好きである。